作るちから、直すちから

金継ぎの講座で時々お話しすることがあるのですが、
器を直すことができるということは、
「たとえ壊れてしまっても大丈夫」という自信や安心感になります。

これは器に限らず、シャツのボタンが取れてしまっても直すことができるなら
直してまた変わらず愛用することができるし、
金具が取れたキーホルダーも直せれば捨てることはないでしょう。

同じように考えると、欲しいものが自分で作ることができたなら
必要になった時に作ればいいので、
普段から探し歩かなくてよくなりますよね。

今年は梅を購入して、海の塩で梅干しを仕込みました。
梅干しづくりは初めてなので美味しくできるかわかりませんが、
今まで海塩の梅干しを探し歩いていたお買い物はとりあえず1回は省略できそうです。

「自分が必要なものは必要な分だけ自分で作る」「壊れたら直す」ということが
自分の中の不足感を消して、心を豊かにすることを実感しています。